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sitelen sitelen学習メモ2: 文の書きかた(SVおよびSVO文)

基本的な文の書きかたを学びましょう

(今回はJonathan氏の解説の"Basic Sentences"、"Direkt Objekts and Multiple Actions“を参考にしています)

文章を書く

SV文

ここからはトキポナの基本的な文章を書いていきます。この回から、sitelen sitelenの表語文字をどんどん使っていきます。がんばって覚えていきましょう。

sitelen sitelenでの文章の作りかたの基本は、単語をくっつけて書くだけです。縦でも横でもくっつければだいじょうぶです。読みの方向(上から下、左から右)に注意しましょう。(より複雑な単語配置を後ほどやっていきます)
くっつけて書くときに、文字をやや重ねるように書くことがあります。左から右に書くときは左の文字が前にくるように、上から下に書くときは下の文字が前にくるように重ねるとよいでしょう。

例文"mi moku.” 文字は縦にくっつけても横にくっつけてもいい。文字がちょっと重なるような書きかたにするとsitelen sitelenっぽい

また、文章の句点として文章の下に土台のようなものを配置します。この句点の他にも、感嘆符の役割を果たす別の土台もあります。

例文"sina pona.“と"sina suli!” 土台を変えることで感嘆符(!)を表現できる

mi, sina以外の文章にはliが必要です。sitelen sitelenのliはただの囲みで、この中に動詞を書くことでS li Vの構造を作れます。

例文"telo li pona.“と"ona li moku.” ponaやmokuの周りを囲む丸がliにあたる

liの中には複数の文字が入ることもありますね。中の文字はくっつけて書くことは忘れないようにしましょう。

例文"ona li moku ala.“と"ni li pilin pona.” ここあたりから、文字の大きさや配置を考えないといけなくなる

liが複数使われることもあるでしょう(『~して、~した』のように)。そのまま複数のliを使って書きましょう。

例文"jan li toki li sitelen." 配置はJonathan氏のものを参照

SVO文

目的語を指示するマーカであるeは下のような文字です。liと同じように、この中に目的語となる文字を書くことで、それらが目的語であることを示します。

例文"mi moku e pan.“と"ona li lukin e telo.” eの枠のなかに目的語となる文字を入れる

liのときと同じように、eの中には複数の文字が入ったりしますし、eを複数使うこともありえます。

例文"mi toki e toki pona.“と"sina pana e moku e kili.” 文字が4つ以上になって、そろそろ配置をちゃんと学ぶタイミングになった

さて、だんだんと複雑な文章になってきました。sitelen sitelenでは単語の配置に大きな自由度がありますが、単に無秩序に並べるだけでは読みにくいものとなってしまいます。次回はsitelen sitelenの単語配置について学びましょう。

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