(今回はJonathan氏の解説の"Basic Sentences"、"Direkt Objekts and Multiple Actions“を参考にしています)
文章を書く
SV文
ここからはトキポナの基本的な文章を書いていきます。この回から、sitelen sitelenの表語文字をどんどん使っていきます。がんばって覚えていきましょう。
sitelen sitelenでの文章の作りかたの基本は、単語をくっつけて書くだけです。縦でも横でもくっつければだいじょうぶです。読みの方向(上から下、左から右)に注意しましょう。(より複雑な単語配置を後ほどやっていきます)
くっつけて書くときに、文字をやや重ねるように書くことがあります。左から右に書くときは左の文字が前にくるように、上から下に書くときは下の文字が前にくるように重ねるとよいでしょう。

また、文章の句点として文章の下に土台のようなものを配置します。この句点の他にも、感嘆符の役割を果たす別の土台もあります。

mi, sina以外の文章にはliが必要です。sitelen sitelenのliはただの囲みで、この中に動詞を書くことでS li Vの構造を作れます。

liの中には複数の文字が入ることもありますね。中の文字はくっつけて書くことは忘れないようにしましょう。

liが複数使われることもあるでしょう(『~して、~した』のように)。そのまま複数のliを使って書きましょう。

SVO文
目的語を指示するマーカであるeは下のような文字です。liと同じように、この中に目的語となる文字を書くことで、それらが目的語であることを示します。

liのときと同じように、eの中には複数の文字が入ったりしますし、eを複数使うこともありえます。

さて、だんだんと複雑な文章になってきました。sitelen sitelenでは単語の配置に大きな自由度がありますが、単に無秩序に並べるだけでは読みにくいものとなってしまいます。次回はsitelen sitelenの単語配置について学びましょう。
