いろいろな情勢が変化して、この半年はいろいろなものを衝動買いしてしまっています。やっと環境が落ちついてきたので沈静化しました。そんなときにポチったHMDがようやく届きました。
Bigscreen Boyond 2eは、Bigscreen社の新作HMDで、その驚異的な軽さが特徴です。とにかく軽い。127gなので、普段使っていたMeta Quest 3 (515g)よりも格段に軽いです。しかもわたしが購入したものにはアイトラッキングもついています(まだ試していませんが)。
視度調整レンズも購入しました。こちらもかなりの薄さでしっかり矯正視力を出してくれます。Quest 3の場合と違ってマグネット固定式なので、レンズを洗浄しやすくていいですね。ただ、レンズをつけたためか、視界の端が少しぼやけているような感じになっています。IPDの調整をすればなんとかなるのかな……?
フェイスカバーは事前に顔面スキャンをして成形されたオーダーメイド品です。こちらもばっちりはまっています。これをつけるとかなり目が蒸れる、という話を聞きましたが、個人的にはそこまで感じませんでした。ただ、本体がかなり熱くなるので、その熱をときおり瞼から感じます。40度くらいかな? かなり高温になっているようなので目への影響はやや心配です。年末にヘイローマウントというHMDを着脱しやすい固定具が出るようなので、可能ならそちらに替えたいところですね。
軽さを求めて購入したので、画質はあまり気にしていなかったのですが、明らかにQuest 3より解像度が高いです。XS Overlayでバーチャルデスクトップ画面を出しても、リアルの画面解像度とほぼ遜色ないように感じます(まあ普段使いのモニターの画面解像度が低い、ということでもありますが)。また、有機ELを使用しているので黒のコントラストがよいです。まだ夜のワールドに行けていないので真価を発揮しきれているわけではありませんが、発色は流石の一言です。一方で、Quest 3よりは暗めに感じるので、そこを気にする人はいるかもしれません。わたしは満足しています。
フレンドのフカさんのレビュー記事にもある通り、周辺機器の対応がまったく追いついていないのがネックですね……。特にコントローラは選択肢がほぼなくて余計な出費を強いられました。そのかわり指が動かせるようになったので、これで手話の練習がはかどります。
こんどはアイトラッキングの設定をがんばらなきゃいけないですね。難しそうですが……。