Featured image of post 『8番出口』視聴

『8番出口』視聴

毎週参加している映画会の感想を書いてみることにしました(もちろんネタバレ注意)

実はVRChatのフレンドと一緒に映画を観るという身内向けのイベントにほとんど毎週参加しています。(もう4年以上、累計で150本以上は観ています)

以前はXとかに感想をかんたんに載せたりしていたのですが、最近はあまりしなくなってしまい、過去の映画についての記録が少なくてもったいなく感じていました。
また、Xより少しつらつらと長く感想を書きたいときもけっこうあったので、せっかくこういう場所があるので活用したいと思います。

今回視聴したのは『8番出口』。有名ホラーゲームの実写化です。

映画『8番出口』

https://exit8-movie.toho.co.jp/

社会現象となった“異変”探し無限ループゲーム「8番出口」が実写映画化!Blu-ray & DVD 好評発売中!

実はやったことはないのですが、配信でちらっと見たり、パク…オマージュしたワールドに行ったりしていたので事前知識はそれなりにありました。ただ、実際にはそれらの知識がなくても十分に楽しめるものでした。

主人公が地下道で迷い、「異変があれば引き返す」というルールをもつ謎の通路に囚われてしまう……。ゲームも映画も、シンプルに説明すればこの文言で完結するのですが、映画のほうは映画ならではの肉付きがなされ、それがくどくなくて良いです。大抵ゲームやアニメのの実写化というものは、やれ有名俳優だやれ恋愛要素だと変なオリジナル要素が大量に投入されて原作の雰囲気を損なうものが大半なのですが、本作は映画として成立しうる必要最低限の加飾に留めていて、原作の無機質でシンプルな雰囲気を比較的よく保っています。

主人公が、パートナーから妊娠を仄めかされてから通路に迷い込んでいくわけですが、こうすることで、ただの無機質な無限通路が一気に主人公の迷いの具現化として見えてくるわけです。このシンプルなゲームを映画化するにあたり良い解釈だったのではないかと思います(そしてこれと同様な設定が映画バイオハザードでも出てきたのは興味深いところです)。ただ、子供が出てきて導いてくれる……というのはちょっと分かりやすすぎるというか、ともすれば安直に感じてしまうところで、もうちょっと別のやり方があっても良かったのではないかと思いました(とは言ってもアイデアがあるわけでもないのですが)。

ストーリーについて書き連ねていきましたが、この映画の一番のポイントはなんと言っても「おじさん」こと河内大和さんの怪演でしょう。一切のブレを感じさせない淀みない歩き方、張り付いたような笑顔、子供へのいらつき方と、そのごまかし方の演技には舌を巻きました。完全に主役を食っています。演劇出身であるからか、ところどころ演劇っぽい大げさな演技があったのも、「歩く男」と「おじさん」とのギャップがよく出ていて非常に印象的でした。映画出演はこの作品だけですが、もっと色々出てもいいのではないかと期待しています。

ホラー映画という括りの作品ですが、怖いというよりは楽しいという気持ちのほうが勝る映画だったかなと思います。

Hugo で構築されています。
テーマ Stack は Jimmy によって設計されています。